2011年7月25日月曜日

再会

今日はメルボルンのブルワリー Thunder Road の正子さんが日本に帰って来ているということで,赤坂見附にあるビアヴァーナで再会。

今回の来日中,彼女に課せられたミッションは,ビアヴァーナの "bierstick" というテイスティングプレートのリサーチということで,二人でそれをオーダー。どうも,あそこのブルワリーでも,ビールとフードのマッチングを考えたテイスティングパドルみたいなものを提供するプランがあるとのことで,そのための調査ということ。

僕の意見も聞きたいとのことで,僕にとってはビアコーディネーターとしての初仕事だったりして :-P …とは言え,端から見ると単に呑んで喰ってるようにしか見えないという疑いも…


上の写真が bierstick。9種のビールに9種の料理が合わされている。

今日の目的はここのメニューを評価することではなく,テイスティングしながら,この手のビールとフードのマッチングお試しプレートみたいなものがどうあるべきか,を考える感じ。何が理想形か? ってかね。で,
  • どんなビールにどんな料理を合わせるべきか
  • ビールと料理のテイスティングの順番はどうあるべきか
  • 量や値段はどうするか
  • 器やトレーはどうすべきか
  • こういうプレートのターゲットは誰で,コンセプトは何か
などなど,そんなことをいろいろ話した。一応,僕の意見も呑んべえの与太話より役に立ったみたいで良かった。

この店は僕も一度来てみたかったけれど,一人でわざわざ来る感じでもなければ,子連れで来る感じでもないので,ちょうどよかった。この店は,内装や演出にも凝っていたし,バーカウンターの後ろには冷蔵ケースにたくさんのビールが並んでいて圧巻だった。ビールの保存にも神経を使っているアピールにもなってんのかな?


ビアヴァーナを出た後は飯田橋のラ・カシェットに移動して,ここのオリジナル,神楽坂ブラウンエール(下写真)や箕面W-IPAえぞ麦酒なまらにがいビールなどを堪能。久々に懐かしいメルボルンの話も聞けて楽しい時間を過ごした。


ブルワリーの方は,醸造はある程度順調に進んでるみたいだが,飲食店としてのライセンス取得が難航しているようで,いろいろ苦労があるようだ。でも,そう遠くないうちに再訪したいと思っているので,それまでに settle down するといいなぁなんて思ったりしている。

逆にオーストラリアの地ビールに関する日本語の本書いてくださいよ,みたいなリクエストもされたり…うーん,夏休みの宿題?

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